お手軽に旅気分が味わうことができた。
距離的に赤羽だなんて、西新井に出ればバス1本で行けるし、なんならカーチャンのママチャリ号でも、さらに言えばジョグでも歩いてでも竹の塚から行ける。
ご宿泊が税込み3,600円でありがたい。これなら失業保険をもらいながらでも、数日節約すれば行けるでしょう。
サウナはド平日の夕方前の時間もあってか、ドラクエは皆無。オジサンしかいない安定感と安心感ときたら。そして、終始ノン・ストレスだった。
サウナは低温と高温があって、オジサンたちには高温が大人気だった。おれ様は低温が心地よかった。10分ほど、じっくりとぬくもってから、水風呂と「反省房」へ。ちなみに水風呂は狭いながらも深さが80cmほどあって、オジサン仕様といえる。
反省房で客先での約6年半の自らの働きっぷりをひとしきり反省するも、そもそも反省すべきことなどないことを再確認した。あえて言えば、約6年半前の求人への応募時に、ハロワから自社と客ともに過去の評判からして、よい職場とは言い難いとのご意見・ご忠告を素直に聞き入れなかったこと。
土木業界特有のパワハラがひどいとも伺っていたが、金融業界で金融ヤクザに揉まれたおれ様だから、これは聞き流した。パワハラというか、連中の無知・無勉強ゆえのバカハラがキツかった。「そっから説明しないとアカンか」みたいな。
むしろこっちだね、おれ様の愛想を尽かしてくれたのは。
そんなこんなで、サウナでどっぷりと腹を空かせてのまいばすけっと謹製3割引かつ重はたまらなく美味だった。
このかつ重は持ち込んだ品。そう、コスプラ赤羽は持ち込み可なのが嬉しい。チェックアウトまでの滞在中、なにかストレスを感じたことがあったのか?との問いに対しては、このかつ重の切れないOPENのテープ以外になかったと申し上げておきたい。
ちなみにドリンク類はコスプラ赤羽内で調達した。宿代だけでは申し訳なくて。
カプセルも居心地が良かった。コスプラ赤羽自慢のマットレスで腰を痛めることはなかった。ここでもまたノン・ストレス。
気がついたのはやや寒かったこと。これは換気が効いている現れでむしろ好印象。もちろんITドカタ連中が発し、職場で常時強制的に嗅がされていたこもった、酸っぱくもスパイシーなスメルなどなし。寒さはインナーを着込んで問題なく対処した。
遠くのカプセルからと思われるテレビのうっすらとした音を耳にしながら、いびきをかかないよう横向けになって就寝。相客からのいびきで目を覚ますことなく、翌朝を迎えることができた。