ほんとうにもう何もかもどうでもいい

銭湯やらいろんなところに自転車やら自分の足で走って行ったことなどを書きたいですね。

台東区入谷の白水湯さんの楽しみ、サウナとサウナで聴く有線BGM、薬湯にSPA!精読

1時間の早出残業は、定時後のそれと比べて2倍は業務効率がよい!捗る!

というわけで、この日も早出。さらにやりたくもない定時後の残業を、お客様逆ギレ寸前の1時間ちょいほどこなして、クタクタになって訪れたのが台東区入谷の白水湯さんというワケ。

 

「サウナ」が赤字でひときわ目立つけど、水風呂も、薬湯もあるよ。

23番の下足入れが埋まっていたら、おれ様が湯に浸かっているかもしれない。しかし、白水湯さんの23番はいつも埋まっている。常連が専有しちゃってるのかもね。

サウナは別料金ながら、破格の50円。オレンジ色のバスタオルを貸してくれます。

サウナにはこのバスタオルを腰に巻いて入りましょう。なお、通い詰めて、顔なじみになるとサウナマットも貸してくれるみたい。脱衣場に足を踏み入れた19:00時点で、返却用ポリバケツにはバスタオルとマットが山盛りでした。

白水湯さんはBGMがまた良いのですよ。有線なのでしょうけど、70年代から00年代あたりの歌謡曲のオンパレードでね。沢田研二忌野清志郎井上陽水、マッチ、トシちゃん、中森明菜、CCB。

B'zもたまに流れる。

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モー娘。の「LOVEマシーン」を、サウナで全身から汗を滲ませて傾聴すると、なんといいましょうか、悟りなのか覚醒なのか、気持ちが前向きになってくる。

そして、パーンてなりましたね、頭が。

薬湯はバスフレンド靄。これでもかというくらいに濃かった。

大田区雑色にある照の湯さんの黒湯温泉ぐらい濃ゆさ。水面から手のひらを沈めると5cmもせず見えなくなるくらい。贅沢極まりない。

入浴開始後2時間が経ち、時刻にして21:00を過ぎたあたりのこと。「白水湯友の会」会長こと地元ヤクザの、今は年金暮らし*1という元親分の子分と思しき、背中一面モンモンおにいさんが入ってきた。

これにて、おれ様は風呂場から退散なり。

この後会長さんがやってくるのが必然なので。会長さんはわりとおしゃべりで、いつも気さくに僕に話しかけてくれるのだけど、この日はそういう気分ではなかったのですよ。

いつものように、脱衣場の二畳ていどの大きさのゴザ敷腰掛けに陣取って、SPA!を精読。底辺の、身を持ち崩す情報、知らなくてよい情報の収集が捗って良い。

買えば420円もする糞雑誌でも、白水湯さんは毎号欠かさず置いてくださる。だったら買わずに白水湯さんに湯銭を払うほうがマシというもの。

僕の銭湯でもなにかしら雑誌を毎号置きたいですね。SPA!は僕が望む客層を考慮して、まちがっても置かないけど。

実はこの風呂上がりのSPA!精読も、白水湯さんに訪れる僕の楽しみのひとつです。

*1:現役時代は年金を払っていたのだろうか?