IKEAのモバイルバッテリーである。商品名はSOLBANA。
ググると、2017年に1,999円で上市されていた品だとわかる。たしかおれ様はイケアファミリー特価の1,500円くらいで買った記憶がある。当時としては、容量10,000mAhにして1,500円のモバイルバッテリーは破格だった。それに目がくらんで手に入れたものの、そもそもスマホやらイヤホンやら、モバイルなデバイスを多用しないおれ様。このモバイルバッテリーを使うときといえば、気がついたらロードバイクで銭湯詣でするときや夜行バス旅に携行する程度であった。
そんなイケアのモバイルバッテリーだが、マットなゴム感仕上げの表面が経年劣化でベットベトになってしまった。
このベッタベタの巷間でよく言われている手立てとして、「無水エタノールを湿らせた布でこすれば、ベットベトは落ちる」がある。しかし、このたびその手立てがまったく歯が立たなかったことをここに報告したい*1。
使っていないし、ベッタベタだし、断捨離対象にしたいところだが、わが町足立区におけるモバイルバッテリーの捨て方がよくわからない。また、おれ様が持つモバイルバッテリーはこのSOLBANAが唯一無二でもある。
方針として捨てずに活用することとして、ベッタベタへの金をかけずにできる対策はないか。半日、他のことをしながら考えた結果、上からアイアンペイントで塗ってやることを思いついた。で、さっそく実行。
一晩乾かしたら、なにやら不思議な鉄の塊感のある代物ができましたとさ。表面はもちろんサラッサラ。雑にではあるけれどマスキングもばっちし効いて、充電給電に問題なし。
モバイルバッテリーなど今どきはダイソーでも売られていて、10,000mAhは税込み1,100円することを確認済み。しかも、このSOLBANAよりも安っちく、感覚として重さも変わらない。ならば、このカスタムSOLBANAをひきつづき手持ちしたほうがいいね。
INOV8のシューズと山善の扇風機、ノベルティ系ボールペンにこのIKEAのモバイルバッテリーと無職の有り余る時間を用いて直したり、カスタムしとるおれ様。
次に直したいのが、ウールのソックス。毛が抜けちゃってるソックスが3足くらいあるんですよね。これをダーニングという方法で直したい今日このごろ。