ほんとうにもう何もかもどうでもいい

銭湯やらいろんなところに自転車やら自分の足で走って行ったことなどを書きたいですね。

INOV8 Barefoot X-LIGHT 150のソール剥がれを直すという小さな幸せ

無職になって、これから足繁く通うであろうトレーニングルーム。そこで筋トレをする際に持っていくイケアの黒きんちゃく袋の中身を整理することにした。あらためて確認すると中身はこれら3点、最重要アイテムのシューズとグローブ、そしてシャンプー。

これらのうち、シューズから、そこはなかとなく漂う違和感をおれ様は感じとったのであった。

その違和感とは、ソールの剥がれ。はじめこそカカトだけがパッカルコーンしていたが、ソールをいじると力をさほどかけずともそのすべてがきれいさっぱり剥がれ落ちたのだった。

ちなみにこのシューズはINOV8のBarefoot X-LIGHT 150。今はなきWiggleで、たしか円高ポンド安パワーとセールであいなって、超格安で*1手に入れた。このシューズの上市は2012年のこと。かれこれ10年以上前に作られたわけだから、ソールが剥がれるのは当然のことといえるでしょう。

Barefootというだけあって、裸足感覚で走って鍛えることを目的とし、ミッドソールなどという柔なシロモノはなし。だから、これほどまでに美しく剥がれてくれました。

裸足感覚…当時はVibramあたりからも5本指のシューズが出ていて、そういう裸足、素で鍛えてナンボといった空気感がありましたね。10年超経った今、主流は厚底シューズなのだから、なんだかな。

もう捨ててしまおうかしら…少々考えた末、直すことにした。その理由は言うまでもなく、年収ゼロ円だから。あとは、このソールの剥がれ以外で目立った損傷は皆無で、くっつけさえすればまだまだ履けるとふんだから。

接着剤は外周部をセメダインのスーパーX Hyperで、内側をボンドのGクリヤーを使うことにした。スーパーX Hyperは弾性をもちながら硬化するし、Gクリヤーもまた同様である。特にGクリヤーはレザークラフトでは必携の逸品と名高く、当然おれ様は常備している。

期せずして、民用接着剤の大手2社によるコラボレーションとあいなった。

両方とも使いかけで、その残りを存分にソールと本体の両方に塗りたくってやった。推奨オープンタイム5~10分の5分をとって貼り合わせ、圧をかけてやった。

24時間後、このとおり大復活。これぞ無職の 「最近の小さな幸せ」 である。

*1:3,000円くらいだと思う。