ほんとうにもう何もかもどうでもいい

銭湯やらいろんなところに自転車やら自分の足で走って行ったことなどを書きたいですね。

6日後に派遣切りされ、即日退社するおじさん ~ 状況がどうであろうと月1で散髪、その後この日は明美湯さんへ

伸びた髪の毛はハゲチェックを兼ねて、月1で散髪するようにしている。これは派遣切りされ、即日退社後、つまり無職であっても継続する。ヒゲといい、身だしなみを最低限整えずにいると心身も精神も堕落するからな。
派遣ITドカタ連中を見ているとよくわかる。

以前は月1の散髪を湯屋処まつばらに併設の髪きり処そがわさんに担ってもらっていた。しかし、あろうことか、湯屋処まつばらといっしょに閉店。

その後、右往左往して、今は五反野にある若い店主が営むカット・カラー専門店モンキーズさんでお世話になっている。格安の美容院*1にして、腕前が確かなのです。ハゲチェックも忖度なしにしてくれてよい。そして、写真のとおり、散髪してもらった後はお隣の軟水でおなじみ若松湯さんで切れっ端の髪をすべて洗い流せるから、都合もよい。

ただ、平日の仕事帰りに伺ったこの日はあいにくのお休みだった。別の日に出向いて、切ってもらった。

 

切ってもらった後は、足がカーチャンのママチャリ号だったことがあり、若松湯さんではなく、梅田の明美湯さんにした。なんとなくプールという不感風呂でのんびりしたかった*2

じきに雨が降るとの予報で、そのとおりに雨が降ったからか、相客は少なめ。

人工の二股温泉の湯は終始誰かが浸かるあいかわらずの人気っぷり。いわば一見のおれ様はかわるがわる浸かった。白湯が前回訪問時は一瞬でカラダを真っ赤に染めるその激アツっぷりに恐れおののいたが、今回はぬるめ。

バイブラ、ジェット停止中につき、静かな湯にまったりと浸かりながら、周囲を見回すと、明美湯さんの風呂場は白とグレーを基調にした、意外とシックでモダンな作りをしていることに気づいた。それでいて、女湯との壁だけがなまこ壁なのがおもしろいし、よそのお風呂屋さんでも見たことないよ。田中さん特有の淡い色合いで書かれたペンキ絵がまた、風呂場の雰囲気と調和していると思えてひどく感銘した。

湿式サウナは非常にマイルド。暴走では決してなく、淡々と距離を刻むベテランシニア市民マラソンランナーの走りのよう。これが今のおれ様には大変心地よかった。

この湿式サウナにはおれ様と短髪の肉肉しいカラダをしたオッサンと2人で籠もることが多かった。オッサンは苦々しい顔をしているようにお見受けしたが、不満だったのだろうか?しかし、プールで戯れる親子連れの横でしっかり休憩していたことだし、これが明美湯スタイルだと理解してほしい。

おれ様はというと、ヒマを高じて、荒川河川敷でヨモギを大量に摘んでくるから、それでヨモギ蒸し風呂をやらせてくれないかな…などと夢想しながから、長サウナを堪能した。

*1:年明けから値上げしたけれど、それでも1,300円!それを申し訳無さそうに告げられたときに、私も申し訳なくなって手持ちの銭湯回数券を2枚進呈しましたよ…。

*2:ひと泳ぎふた泳ぎしたけどな。