ほんとうにもう何もかもどうでもいい

銭湯やらいろんなところに自転車やら自分の足で走って行ったことなどを書きたいですね。

川崎ビッグで男の帰れない夜を過ごした(1)

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「男には帰れない夜がある」

 

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川崎ビッグ。8月のとある金曜日、ひと仕事を終えてからなんとなく直行してみた。

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川崎駅から駅チカ、ソープランド街を背にしてひっそりと佇む黒湯の温泉銭湯、政之湯さんに後ろ髪をひかれながらも…

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チェックイン。

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地下にあるお風呂場はひと目で見渡すことのできない変形で、天井の高さもとりたてて高いわけでもなく、やや閉塞感あり。ただ、煌々として明るいのがすこぶるよい。物陰一切なし。ここ数日、尻拭い的な仕事をさせられていて、後ろ向きだった気分が一瞬で晴れた。

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看板にもあるとおり、小分けに7つのお風呂があった。

もっとも心地よかったのは、出入り口の正面にあったただの広い風呂だった。長湯できる湯の温度だったし、バイブラの泡に身を委ねれば、そのバイブラの音が若いドラクエどもの甲高くて耳障りな嬌笑を打ち消してくれた。

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ガラスで囲われたラドン風呂もよかった。湿気がもうもうとしていて、さながらスチームサウナ。前述の広い風呂よりもバイブラが強かった。下半身をバイブラに、上半身をスチームに晒した半身浴が快適だった。