瀕死の重傷を負ったガーミンEdge705。
こいつが居なければ、例えばしまなみ海道を尾道から今治まで渡り、さらに松山までライドすることなど出来なかったはず。富士の樹海で迷うことなく*1、富士山一周100kmライドも出来なかったはず。
そして、今後こいつなしでは、その日走ったルートをストラバにぶち込んで、それを眺めながらニヤニヤと悦に入るという、僕の人生のささやかな楽しみを失うことになる。
それはそれは悲しすぎる。
だが、「たかが液晶がやられただけだ*2」。
液晶が壊れたまま電源を入れて、北千住のツタヤまでCDを借りに行ったら、きちんとGPSを捕捉したし、PCに繋げばgpxだかtcxだかにファイル変換しとるし、もちろんそのファイルはガーコネにインポートできた。だったら、液晶をアッセンブル交換して、復活してやろうかと考えた次第。
で、分解。表ケースと裏ケースはT5ネジ6本で、メイン基板は表ケースと固定されていて、こいつはちっこいプラスネジ3本で止められていた。
液晶本体とメイン基板は粘着テープで固定。精密マイナスドライバーで丁寧にこじって、外した。
コネクタは、黒いノッチを爪ですくい上げてやれば…
スルッと抜けてくれたのでした。
ヒビの入ったガラス(透明プラスチック)は表ケースからグイグイしてやって、精密マイナスドライバーでこじって取り外した。これも表ケースと粘着テープで貼り付けているだけ。
分解完了である。
なお、右上はバッテリーだが、わりと以前にeBayで調達した社外品に交換済み。「Battery Low」の警告が出た後、さらに3時間くらい保ってくれる。
あとはアリエクでポチって、無事にかつ完動品が届くのを待つだけ。
なにげにこれがいちばん不安かーもーねー。
もういい加減、新しいGPSサイコンに買い換えてもよいのだが。
以下を満たしてくれて、それでいて手頃なお値段のシロモノがなくて辛い。
・既存リソース(心拍乳バンド、センサー類、計2台分のマウント資材)の有効活用
・地図を表示してのナビ機能
・長時間の使用が可能、さらに言えばバッテリーの交換も可能
・ペダリングモニター、パワーモニターは、そんなのあってもなくてもいい
Edge1030Jでもいいといえば、いいんだけど。
これで復活してくれなかったら、Edge1030Jにしてみますかね。