ほんとうにもう何もかもどうでもいい

銭湯やらいろんなところに自転車やら自分の足で走って行ったことなどを書きたいですね。

ねこちゃん銭湯である湯処じんのびさんのサウナが僕自身への誕生日プレゼント

西新井大師の北西にある湯処じんのびさんまで、歩いて行った。

その道中、おもちゃ屋ポッポの前を通った。木造モルタルの建物に入る当時の姿そのままに、そして中学1、2年の頃のミニ四駆に若干ハマった時期と同じように「ミニ四駆」のノボリを掲げて営業していた。

外から店内の様子を伺うと、やはり当時と同じように薄暗くもプラモデルの箱やら部品がぎっしりと見てとれた。まさにおもちゃ箱のような、宝箱のようでもあり、なんだか嬉しくなった。

なにかを買うことで応援したいのだけれど、あいにく僕には子供がいない。僕自身にも需要がないのであった。辛い。

 

3km弱を歩いて、到着。隣のなかなか広い公園のベンチでいったん休憩。じんのびさんはカラオケルームも備えている。そこからか、楽しげな歌声が聞こえてきた。

ディスカウントスーパー・オーケーの鶏南蛮弁当を食べた。サウナに備えるためである。

時は19時ちょい前。

「銭湯で防ごう 心の未成長」をあい言葉に「寺子屋銭湯」を標榜する湯処じんのびさん。その思いが強く、かつては「(いい意味での)お説教テプラ」が貼りまくりだった。

改装を機にほぼ一掃されたものの、その名残がエレベーターに残っていて、ホッコリ。

そして、男湯が階段を登っての歩行湯&露天風呂がある西の湯の日でニッコリ。

万人に適温な90度のサウナで、備え付けのテレビのNHKダーウィンがきた」を見ながら、熱さに耐えること6分。カラダの芯に熱が残りつつも、お肌に水風呂のチラーで冷えた水が染み入った感がしたところで階上の露天風呂へ。

お月さまがやけに大きく見えたのでした。繰り返すこと4回、そのたびにお月さまがどんどん大きく見える気がするようになってきと、すわ恐ろしくなってきたところで湯からあがった。

僕がいた19~20時台の他のサウナ客は1人ていど。僕が湯からあがる21時手前になって、続々とサウナ客がやってきた。やはり穴場の時間帯は夕食の頃だろうか。

ちなみに西の湯のサウナの広さは6人が入れるくらい。東の湯のほうがサウナも水風呂も広めに思えた。床や壁の板は改装後にまた貼り替えたのかなと思えるほど真新しかった。

脱衣場へ上がるときにカラダを拭わない人を、じんのびさんは「ペンギン」と称する。それが秀逸なネーミングだなと思うのです。子連れのお父さんが子供に「ペンギンはダメだよ」と諭しているのを実際に目にして、とても微笑ましかったし、まさに「寺子屋銭湯」が実践されていて、感動すら覚えたのです。

湯処じんのびさんはねこちゃん銭湯。3匹のねこちゃんにも会えました。

僕の銭湯でもねこちゃんに接客係を務めてもらおう。

当然、帰りも徒歩。

東武スカイツリーラインの、西新井~竹ノ塚間の歩道橋からは東京スカイツリーと東京タワーの2本が一望できるのです。