ほんとうにもう何もかもどうでもいい

銭湯やらいろんなところに自転車やら自分の足で走って行ったことなどを書きたいですね。

カレーライスとラーメンと、喜楽湯さんの湯気で更けていく三河島の夜

このカレーライスがディナーのメインディッシュだと思っちゃうでしょう?

 

ところがだっ!メインはこちらのラーメンなのでした。

つまりは店のメニューで言うところの「ラーメン小カレー」。

カレーが「小」どころか、見るからにうれしい悲鳴を上げてしまうほどの「致死量」。とはいえ、こちとらプロの足立区民にして社会のボトムズですから、残さずきれいに平らげましたとさ。

650円で、腹がはち切れんばかりのBourgeoisieを味あわせてくれる、この店の名は三松さん。

三松さんはオールドカマーな朝鮮人セレブが目を吊り上げ、エラを張って闊歩するJR三河島駅の改札を出てすぐ左にあります。隣が交番でポリスメンが常駐しとるだけに、安心してラグジュアリーなグルメに対峙できますよ。

数日来続くサビ残をこの日もこなし、ヘトヘトになりながらもラーメンとカレーで腹を満たしたあと、僕の足が銭湯に向かったのはもはや必然のこと。

近しい家族は老いた母親だけ、精神的にも物質的にも守るものはとりたててない、つまりは基本的に生きる理由、がんばる理由がないおれ様ですが、喜楽湯さんの90度サウナと、地下数百メートルから汲み上げているという澄んだ清水で満ちた水風呂を往復していると、なぜだかあともうちょっちがんばってみようかという気になるから、まあ不思議です。