家から3kmもない距離に広大な公園がある幸せ。
ハトさんが一ヶ所に集まっていて、何かをついばんでいた。かわいい。
しかし、家から舎人公園までの道中、東武スカイツリーラインの線路を越える必要があって、それが心理的障壁なのか、舎人公園に行くことはあまりなかったりする。
柵の下に尻尾切り落とし済みのトカゲがいた。生きつづけることにもう油断は1回とて許されないトカゲさん。僕と同じやな。
餌を放るしぐさを見せたとたん、やってきたカモさんカップル。残念、餌はないんだ。
それにしても、カモさんですらつがいで生きているというのに、人生再設計第一世代にして独身のおれ様ときたら…。
カモさんのつがいが至るところで闊歩していた。辛い。
おまえはおれ様だな。
丘の上の売店には「宿泊お断り」の貼り紙。野良のハトさんカモさんはここ舎人公園で過ごし、生きることはできても、野良人間の居場所はない。
かつて、1年に1度ないしは2度は人間の死骸が見つかった舎人公園。池のふちの茂みに人間の手とか足とか首がひっかかってないか、小一時間探してみたがなかった。つまんねえの。
GWのとある日、僕はこうして家と舎人公園の往復で5km弱、園内を1周して2.5kmの計7kmを走った。