枕、枕カバー、かけ布団、かけ布団カバー、敷布団カバー、シーツ、毛布、ラグを家で洗った。せこせことコインランドリーまで運び、乾燥機に打ち込んでやった。
乾くまでの40分間、MBAでインターネッツを眺めるなどして暇をつぶした。缶コーヒーの不味さたるや。
敷布団はその朝方、粗大ごみに出した。その敷布団は高校生の頃から使っていただろう。布団屋さんに綿打ちしてもらうことも考えたが、30年使ったという、十分すぎるほどに「元をとった」事実をふまえて、このたび引退とした次第。
それはまた、おそらく両親の婚礼の品だと思う。自分たちで使うことなく、僕にあてがったのだな。
新しい敷布団はテイジンの極かるプラスという、布団というよりはマットレスにしてみた。15,000円弱で近所のヨーカドーで買った。
素材は天然綿ではなく、ポリエステル。だからか、商品名のとおり軽い。ヨーカドーから家まで、手持ちでなんなく運ぶことができた。
厚さは5cmしかない。それでいて体重70kg弱の僕が寝ても、特にお尻周辺に底付き感がしないのが極かるプラスのすごいところ。フローリングにラグ、そしてこの5cm厚の極かるプラスでまさにベッドに寝ているかのような寝心地。
なんでもV-Lapといって、ポリエステル繊維を垂直方向に並べているからだそうな。軽さだけでなく反発性にも優れ、指ではつまみきれないほどの硬さ、反発っぷりを感じる一方で、手のひらでぐっと圧をかけるとしなやかに支える感じで沈み込んでくれるのがたいへん素晴らしい*1。
アマゾンでも売られているが、ヨーカドーの極かるプラスは腰にあたる部分で繊維をより増しているとのこと。
ここ数年来、僕を悩ましているのが深夜就寝中の激しい謎の肛門痛である。これこそ硬い綿の敷布団で、寝返りをろくすっぽうたないことによる坐骨への神経痛ではないか。そう疑いをかけている僕であるが、極かるプラスでこの問題の解決を切に期待するところである。
銭湯おじさんになるために、健康面で問題や課題をなるべく抱えたくないんですよね。
湿気を抜くのに、お日さまに干すのもいいが、こうして立てかけて放っておいてもよいそうな。お手軽なのもいいね。