工具店「ストレート」で買った2本爪ギヤ・プーラーは爪がクランクに引っかかってくれなかった。何たる失態。安物買いの銭失いだった。現物を見ていれば、防げた失態だったかもしれない。箱に入れられて売られていた時点で怪しむべきだったのだ。
最終手段、クランクの切断に試みた。ところが、以前フォークコラムを切ったときに使ったダイソーの金鋸はまったく歯が立たなかった。
手では無理だ。今は21世紀である。「原子力、明るい未来のエネルギー」で産み出された東京電力の電気のパワーで切りたい。
綾瀬川の川向う*1にあるビバホームがグラインダーをレンタルしてくれるという。すかさず借りに向かった。また3km弱を歩いて*2。
グラインダーを使っての切断は、工具コーナーのお兄さんに諭されて断念した。
男だったら、根性でクランクの1本や2本くらい手で切れ、と。アルミだったらなおさらだ、と。奮起したおれ様は手でコキコキと切ることにした。
力仕事になることが容易に想像できた。コーラはそのための補給食である。
ここまでキコキコしたところで、買ってきた刃を計4本消費した。刃どころか、週末の土日を費やしてしまった。