7・8月は酷暑すぎて、サドルをまたぐことすらしませんでした(7月は少々ズイフトをやったかも)。それでいきなりロングライド旅に出るのは早計にすぎましょう。
ロードバイクをかぎりなくロングライド旅の仕様にして、10kmちょい先のイケアを往復することで試走しました。
懸念していたのはピレリ・P ZERO RaceとRideNowのTPUチューブでした。試走して、まったくもって杞憂に終わりました。
むしろ、6月の下旬にわが町足立区から塩尻まで走った400kmライドでうまいこと馴染んでくれたようです。軽快ながらも路面をグリップしてくれます。段差をふんばりながらも、やわらかく上下にいなしてくれるソフトな乗り心地に思わずニンマリせずにはいられませんでした。
そしてノーパンクです。TPUのチューブはBD-1ちゃん号にも導入したくなってきました。
ORTLIEBのサドルバッグ Lは先日の補修に加えて、先人の知恵を拝借して、上部にバンジーコードで輪行袋を積めるよう、220円を投資してカスタマイズしました。
これまで輪行袋はサドルバッグか、ボトルケージに突っ込んでいました。ボトルケージに輪行袋を突っ込んだ際は、ボトルは背負ったバックパックまたはジャージのポッケにINするか、ボトル自体を持たない運用(水分補給は都度コンビニ)でした。
このカスタマイズによって、バックパックを担がなくて済むことになりそうです。
いや、がぜん担ぎたくない想いがあって、フロントバックをも新規調達してしまいました。こちらの投資額は800円足らずでした。このお値段であればなんとか…アリエクは年収ゼロ円おじさんの味方です。
フロントバッグをつけた途端、想像以上にハンドル周りのゴチャつきっぷりが異様になりました。ブルベを好んで嗜んでおられるオジサンたちのそれと同類感たっぷりで私にはイマイチに思えます。なんだかなあという気持ちにさせられました。
フロントバッグに入れたのはこれまでバックパックなりジャージのポッケに突っ込んでいたお財布とスマホ、加えてエコバッグのみです。それでもハンドリングがややだるくなった感がありました。空気抵抗のせいもあるでしょう。
お財布とスマホを入れるとなると、ロードバイクから離れる前後でバッグの付け外しが必要になります。これは手間でした。バッグはそのままに中身を出して持ち歩く手もありますが、どっちもどっちだなと。さて、どうしましょうか。
試走ということで、ウェアも試してみました。狙いは楽さ。上はパタゴニアのキャプリーン・クールデイリーの長袖シャツ。下はズイフトをするときに使っていたアリエクの安物ショーツにしてみました。
長袖シャツはただのシャツですから、サイクルジャージとアームカバーの締めつけ感は皆無。ペラッペラなので、風をはらむこともありません。その風で汗をかいたそばから乾いてくれるし、乾いたあともどういうわけか汗の塩や皮脂でべとつかなく快適そのものです。イケアにいても、周囲から浮かないのがまたいいです(主観)。
安物ショーツはというと、体重が75kgくらいあるときに買ったLサイズで、そのときですら大きめ。今は体重が66kgとまあまあ痩せたからなおさらです。ウエストはあきらかに余り過ぎてます。だから楽の一言。その見た目はしわが走ってムチムチしておらず、ひと頃流行ったスキニーパンツのショート版?といった佇まいです(主観)。
前述からお察しのとおり、この試走ではバックパックを担がず、長袖シャツにはポッケすらないことから背中はストレスフリーで走りました。重さはさることながら、暑いお天気であっても涼しく走れました。狙いのとおり、楽なことがわかりました。
ロングライド旅自体をこの格好にしようか…思案がつづきます。
※いろいろと更新しました。