たとえば、5月のとある土曜日のこと。
昼から出発して、北千住駅から仲御徒町駅まで日比谷線で移動。秋葉原のツクモで電源を買ってから、淡路町駅まで歩いて、丸の内線で池袋駅へ。
ポイントはここまで東京メトロだけを使うこと。
池袋駅からは、東京メトロではなく西武池袋線になるけれど、清瀬駅で下車。それはつまり、5月末で廃業の銭湯、喜多の湯さんの湯に浸かるため。
復路はほぼ往路と同じ。清瀬駅から池袋駅へ出て、淡路町駅、新御茶ノ水駅まで歩いてから、北千住駅へ。ポイントはやはり東京メトロだけを使うこと。
そして、翌日曜日のこと。平日の、職場に向かう時刻より早く、朝いちに家を出ましょう。
北千住駅から、日比谷線で国会議事堂駅へ出て、丸の内線に乗り換え。荻窪駅行きに乗って、新高円寺駅で降りましょう。
この日のポイントも東京メトロだけを使うこと。
いざ、高円寺の小杉湯さんの朝湯へ。小杉湯さんの最寄り駅はJR高円寺駅だけどね。
でも、気持ちの良い日曜日の朝だから、東京メトロ新高円寺駅からたったの2キロぽっち、北に向かってのんびりと30分ほど歩けばいいじゃない。
小杉湯さん、とりあえず5月の日曜日に朝湯を沸かしてくれるとツイートしていたから、これは詣でない理由がなかった。小杉湯さんイチオシの交互浴を心ゆくまでこなしての風呂上がり、ロビーでまだやわらかい午前の陽の光を浴びながら、アンケートの回答を書いたよね。
「朝湯、ありがとうございました。気持ちよかったです。朝湯はたいへんだと想像にたやすいです。6月以降も、せめて2週にいっぺんだけでも、朝湯を沸かしてくれるとうれしいです。」
僕の銭湯もきっと朝湯を沸かすし、小杉湯さんに勝手なわがままを言ってもいいよね、とこう書かせてもらったら、6月からも朝湯を沸かしてくれるというね。
皆さん、週末は高円寺・小杉湯さんの朝湯に行きましょう!
東京メトロ新高円寺駅から小杉湯さんまでは、高南通りとやら、準幹線道路ともいうべき醜悪なジャップ・カーが往来する道路を歩きました。行き交う人が皆、マスクをしていたのが気になった…。
帰路はルック高円寺と名付けられた、商店が立ち並ぶ道路を歩きました。微妙に下り基調だし、面白そうな個人店をちらほらと目にして、飽きることなく新高円寺駅まで歩けました。
新高円寺駅からわが町足立区までは、また東京メトロだけを使いました。ポイントです。
東京メトロにはですね、<東京メトロ24時間券>というお得乗車券がありまして。入場してから24時間以内、日をまたいでも乗り放題というのがミソ。
今回、僕は土曜日の14:03に入場。北千住と池袋を往復、計3回乗車。日をまたいで、日曜日は北千住と新高円寺を往復しての計2回乗車しました。
東京の銭湯お遍路は、交通費がネックです。風呂代が500円しないのに、往復交通費が下手こいたら1,000円超えるとか、底辺のおれ様パルプンテ。無い袖は振れねえから、 #銭湯ジョグ やら #ロードバイクで銭湯詣で と称して、なるべく高額交通費の回避に努めてはいますがね。
でも、こうして東京メトロと朝湯を沸かしてくれるお風呂屋さんを絡めれば、銭湯ハシゴで無理することなく、2日で2湯を600円ポッチで巡れるというご提案です。
このご提案がおまえらの銭湯ライフの一助となれば、おれ様HAPPYです。