職場常備用に銭湯道具一式をつくることにした。これらのほかに揃えるつもりなのが、牛乳石鹸の赤とボディタオルであるナイロンフレッサー(ハード)。あと歯ブラシか。
今、レギュラー使用な銭湯道具と等しく揃えるのであれば、さらに椿油と使い古しのメガネ、T字カミソリが追加となる。ただあくまでエマージェンシーな職場常備用とするため、そこまでは揃えないことにした。
この袋式フレッサーをつくるフレッサー株式会社は今はもうない。廃業してしまった。公式サイトは残っているが、ドメインの契約が切れた瞬間に消滅だろう。
この袋式フレッサーは同じく廃業済みの、門前仲町にあった第二和泉湯さんで買った。上野下谷うさぎやの手ぬぐいはその際に女将さんにいただいた品だ。
ふと気になってフレッサーのことを調べてたら、この袋式フレッサーについてはまだ製造する工場が残っており、別ブランドで、しかもアマゾンで売られていると知った。
袋式フレッサーを使うと、垢がボッロボロと出てくる様は圧巻で、もはや病みつきである。だから、職場常備用であっても備えることにした。
垢の出具合ときたら、定期的にセルフ垢すりをしているおれ様ですらそんなだから、おまえらなんかきっととんでもない惨事になるだろうよ。
一方であまり耐久性があるとは言えず、手持ちはあと1枚しかない。心もとなく、どうしたものかと常々悩みの種だったおれ様にとって、まだ手に入れることができるという事実はまさに吉報であった。
僕の銭湯では欠品させることなく、常時売りたいし、より販売促進に一役買いたい。
なお、これら銭湯道具一式をいれるケースはダイソーで買った。無印良品のスパポーチが世間の耳目を集めているが、あれはなあ…お高いくせにすぐ黄ばむし、脆いぞ。特に尖ったものなんか入れた日にはな。
こいつは言うまでもなく安価。L字型のファスナーでぱっくりと開くから、銭湯道具をしまいやすい。そもそもマチがないから、かさばりにくい。内容物は限られるがな。
ファスナーからお汁お漏らし必至なことも難ではあるが、それは銭湯道具をいったんジップロックに入れて、さらにこのダイソー・ケースに収めれば問題なし。
参考にして、おまえらも銭湯ライフをエンジョイしてほしい。