ほんとうにもう何もかもどうでもいい

銭湯やらいろんなところに自転車やら自分の足で走って行ったことなどを書きたいですね。

2017年4月、郡山・飯坂温泉での一日

ネカフェ「快活CLUB 郡山桑野店」で迎える一日の始まり。最高である。

 

2017年4月、僕は気仙沼へ行った。青春18きっぷを酷使して、始発で東京を発ち、気仙沼へはその日の夕方に着くことができた。

ただ、その翌日。気仙沼での目的のひとつ、笑顔の湯こと亀の湯さんを詣でたら、1日のうちに帰京することはできなかった。とりあえず、郡山へ出て、一泊することにしたのだった。 

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郡山の街はどことなく退廃的な香りが漂っていた。

かつて遊郭があった場所を訪れてみた。ここに大門の遺構があったという。しかし、震災で倒れたのか、それを機に撤去されたのか、遺構すらその痕跡すらなかった。

もちろん、郡山にも銭湯はある。旭湯さんである。

この日は10日。休日ではない。しかし、開店時刻がわからなかった。それにネカフェで夜を明かして強ばった全身を、いち早く湯に浸して、柔くしたかった。

それができる場所を求めて、僕は東北本線に飛び乗り、一路北へ。

福島をすぎて、降りたのは伊達駅。

さっそくBD-1ちゃん号を組み立ててのポタリング。最高である。

飯坂温泉に到着。

飯坂温泉には共同浴場が多くあるが、どうせ行くなら、最も地域密着系のへんな色気を出していないところ。と、選んだのは八幡の湯。

入らせていただく、使わせていただくという謙虚な気持ちを忘れずに。当然のことである。

とはいえ、地元の方はよそ者の僕にとても優しくて、水埋めはもちろん、熱湯の温泉で火照ったところで、床で大の字になって寝るのがオススメとややもすると行儀が悪い行いを勧めてくださるほど。確かにこれが至福だった。

写真も撮って良いともおっしゃってくださった。しかし、その地元の方がまっ裸で入浴中。さすがに避けて撮らせていただいた^^

熱湯の温泉は気持ち良い一方で、それなりに体力を消耗する。そして、福島駅へ戻るための補給を済ませた。

温泉街で外食だなんて、悲しいかな、無職には無理な話。郡山のドラッグストアで買った2割引の蒸しパンと100円自販機を探して手に入れたコーラをひとり、胃に流し込んだ。

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せっかくだから、飯坂温泉をふらり巡ってみた。鯖湖湯がもっともメジャーな共同立ち寄り湯らしい。その斜向かいの旧堀切邸にも寄ってみた。無料ゾーンだけを、無職だからな。

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ド平日だけに無駄に人がいなくて良かった。春を感じた。春を感じたかった。

福島交通飯坂線の線路に沿って、BD-1ちゃん号で福島駅に戻った。

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14:30すぎに福島駅を発って… 

赤羽駅に着いたのは19:00頃。