北関東の銭湯らしい佇まい。 #ロードバイクで銭湯詣で して行った。
女湯側から、滝の湯さんを望む。
湯は薪焚き。周囲に高い建物はなく、だからか煙突が低い。ロードバイクを「地球ロック」する場所もなかった。やむなく道路を挟んだところにあった公園の柵で「地球ロック」した。
銭湯のお風呂は美容と健康に効用があることにまちがいはない。
訪れたのは菖蒲湯の前の日、5/4のこと。さて、暖簾をくぐりましょうかね。
こじんまりとした玄関。
限られたスペースを有効活用できる円形の傘立て。形といい、色といい、とても素敵。
滝の湯さんは高崎浴場組合事務所を兼ねておられるようだ。
番台式。ただ、旦那さんや女将さんが番台に座られることはないご様子。
旦那さんはこうして椅子に座るか、番台に体を預けて、テレビを鑑賞されていた*1。常連さん用の石鹸棚がかわいらしい。
「BEAUTY TIME!」
ロッカーは入り口側の壁に沿ってのみ、8つあり。僕は籐のかごを使用。汗まみれのジャージやレーパンには籐のかごのほうが外気にふれて、湯に浸かっている間に乾くから都合が良い。
さて、サッパリしますかね。
おっと、その前に注意書きを読もうぜ。
滝の湯さんはアメトーーク銭湯。このステッカー、意外とよく見かける。
どことなく、横浜市小机にあった藤の湯さんを彷彿とさせるお風呂場。
浅風呂と深風呂。湯が赤紫色に見えるが、タイルのせい。透明の澄んだ湯。塩素臭などしない。浴槽の染みから、ミネラル分豊富なはず。美容と健康に効用あり。
熱くて熱くて。しかし、熱さに音を上げて湯から上がるとサッパリ!
気分爽快である。
女湯との壁は低い。
道路から風呂場まで、その距離はせいぜい5メートルもないだろう。片や洋服に身を包んだ人がいて、そこから5メートル足らずの空間を挟み、片や生まれたまんまの姿の人がいる。
そう考えると、なにやら不思議な気持ちにならないかい?
風呂上がりにはフルーツ牛乳とコーヒー牛乳をいただいた。
番台の主は女将さんに代わり、女将さんと銭湯談義に花を咲かせてしまった。そう、またしても2時間オーバーの長逗留である。つまり、滝の湯さんは名湯だということ。
滝の湯さんはJR高崎駅の西側。駅から歩いて、難なく行ける距離。おすすめです。