Rapha Festive500 2017と僕の闘い。僕の戦果は136+79+19+128=362。大晦日の最終日、残り138kmを走れば、おれ様ちゃんの大勝利というワケです。
しかし、ここ数日来続く体調不良。この期に及んでもなお、走りきれる自信はありませんでした。
日立の夜はもはや僕の定番、「快活CLUB」で過ごしました。
わりと多くの若者がカラオケやダーツに興じていました。僕のウィリエール号がイタズラされやしないかと不安でしたが、まったくの杞憂でした。
国道6号線を走って、とりあえず水戸まで来てみました。JR水戸駅はGWに常磐線で来ました。一瞬途中下車して、改札口前のマックでクーポン券を使って、タダ・コーヒーを飲みました。それ以来、半年ぶり。
水戸駅に寄ったのは、仮に体調が不調傾向だったら、無理せずに常磐線で輪行して帰ろうという魂胆のためでした。
朝マックを食べながら、この先の行方をしばし悩んでみました。
体調不良なりに、自分のカラダと常に相談して走るのも、良い経験になるのではないか?
この先の国道6号線の上りはたしか修羅の道。いったん西に出て、江戸川に出て、堤防を走る。これはカラダに酷でないルートではあるまいか?距離も稼げるし。なんなら、春日部あたりで東武線で輪行したっていい。
さすがおれ様は有能、グッドアイデアだぜ!とばかりに、水戸から前橋へ至る国道50号線走って、一路西へ向かいました。
国道50号線はゆるいアップ・ダウンがあって、単調さを紛らわせてくれる道でした。路肩の舗装も良好で、走りやすかったですね*1。 わりと楽しく走ることができました。
筑西市に入ってからは南に舵を切りました。
下館駅には以前にチェック済みの、なかなか興味深い中華料理屋があるのですが、訪問はまたの機会にしました。まだマックのエッグマフィンが胃に残っている感がありましたし、メンタルの観点から日が暮れてしまっての走行はなるべく避けたかったのです。
左手に筑波山を見るようになってから、がぜん雲行きが怪しくなってきたのでした。
とうとうみぞれ混じりの雨に降られてしまいました。
Patagoniaのフーディニ・ジャケットもすっかり浸水してしまい、通りがかったアーケードでしばし雨宿りをしました。スマホで現在位置を確認したら、関東鉄道常総線沿線から遠く離れたところにいることがわかりました。つまり、輪行という手段は消えたということです。
僕はしばし途方に暮れてしまいました。
雨が小降りになったところを見計らって、ちょこっと走ったら、以前に走ったことのある道だということに気がつきました。
途方が一転して、安心に変わりました。そうしたら、俄然、空腹感に苛まれました。
群馬県の地場スーパーであるとりせんを目ざとく見つけて、イートインスペースで、つい唐揚弁当をガッツリとイッてしまいました。唐揚げの濃い味がカラダに沁みました。お腹いっぱい夢いっぱい。
利根川を渡り、野田市に入ってしまえば、もうしめたもの。
さらに勝手知ったるルートで越谷市に入りました。越谷イオンレイクタウン周辺は車カスでひどい渋滞でしたが、家まで10キロちょいだと思えば、体調不良などどこ吹く風。おれ様ちゃんの脚はくるくると軽快に回ってくれました。
面接に呼ばれていったら、面接の準備がされておらず、何故か僕が手伝ってやり、いざ面接が始まればその冒頭「年間休日は80日、残業は月平均30時間はあるが残業代は出ない」と言われて、その場で辞退申し上げてさっさと帰宅した、そうかそうか市にある株式会社流通サービスの車庫って、越谷くんだりにもあるんだな。などという余裕もいつしか生まれていましたね。
こうして僕はRapha Festive500、2017年も走りきることができたのです。3年連続のこと。自分へのねぎらいに1.5リットルコーラとヤマザキ・スイスロールを買って、日の高いうちに帰宅しました。
そういえば我がウィリエール号も2018年で10年め。よく走ってくれます。そして、快調そのもの。不具合らしき予兆すら感じず、むしろ乗るたびに毎度どことなく新鮮さを感じるほど。
とはいえ、年明けの東京マラソン以後に全バラシのオーバーホールでもしてあげましょうそうしましょう。