JR岡山駅からJR津山線に揺られること1時間半。津山駅に着きました。
昨年、2017年11月半ばのこと。僕はおかやまマラソンを走りました。そのおかやまマラソンの前日に夜行バスで大都会・岡山入りし、日中は岡山中心市街地を散策、津山に足をのばしたのでした。
津山に来たわけはというと、30年来聴き続けているB'z、稲葉神の生誕地の訪問です。
すかさず手に入れたのは駅前の観光案内所で「稲葉浩志君の思い出ロードマップ」。津山駅からイナバ化粧品店、つまり実家までの旧出雲街道沿いは「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されているとのこと。散策かつ明日のマラソンへのウォーミングアップがてら、歩いてみることにしたのです。
c.f. 城東町並み保存地区 - Wikipedia
早々にオールドスクールな自転車屋に遭遇しました。
さらに廃業した銭湯を改装したカフェに遭遇しました。しかし、一息つく時間はありませんでした。泣く泣く通り過ぎたのでした。
なお、この旧出雲街道沿いに営業しているお風呂屋さんがありました。武蔵湯さんといいまして、イナバ化粧品店訪問後にきちんとお湯に浸からせていただいたことを、ここにあらかじめご報告しておきます。
空色のおべべをおしゃれに着たおばあさんに「この先もまだまだずっとこんな町並みよ」と、追い抜かれざまに言われました。たしかにそのとおりでした。
町並みに似合わない、不穏なチラシが貼ってありました。
DESERVE TO DIE 。死ぬに値するって、前の職場の客である日本アイ・ビー・エムをはじめ、求職活動でことごとく求人企業から落とされた僕のことじゃないですか。
死にたい。
重要伝統的建造物群保存地区といえども、建物の取り壊しは進んでいる模様。なんとか保存できないものか、と常々思いますが、日本家屋ってそれこそ木と紙と土で出来ているからね…。
青い看板、あれこそがイナバ化粧品店だと直感でわかりましたね。それとなく30年来、B'zのファンだからですかね。そして念願の稲葉神のご母堂様にお会いすることができたのです(ハグまでしてもらいました^^)。
そんな岡山県津山市まで、電車であれば、たった1回こっきりの乗り換えで行けるなんてね。もっと早く行けばよかったです。
次回は同じく津山でも、「津山三十人殺し」の都井睦雄の墓を見に行きたいですね。墓石はなんでも、スイカ大の大きさのただの丸い石らしいのですが。