さて、お風呂場はというと。
入り口に貼られたバラのシールがキッチュでかわいいです。
ちらっ。
富士山がそびえ立っています。
こちらの富士山は、いわゆる銭湯ペンキ絵師さんによる作でなく、ご主人の友人による作だとのことでした。その方はわりと多く絵を描いておられて、僕が訪れたこの日もどこぞで個展を開いているとご主人に伺いました。
富士山の下のさるとうさぎと鯉がかわいいです。
女湯との敷居にも富士山のタイル絵。ここまで鋭角な富士山タイル絵も珍しいです。
島カランは一列。シャワー・鏡なしのほうが背が低くて、お風呂場がより広く、すっきりして、僕好みです。他に思いあたるのは、上野池之端の六龍鉱泉さんとか、日本橋の世界湯さんです。こちらもまたオススメできるお風呂屋さんです。
片隅にはいわゆる「ポリタンク風呂」が置いてありました。
薬風呂とか水風呂にちょうどよさそう。おそらくはそんな変わり湯として、いつぞやまで使われていたのでしょう。
ケロリン桶でした。
ところで、こちらは第一御殿湯さん。
この日、第三御殿湯さんを訪れる前に様子を伺いに行ったのです。
このときからひと月後の2014年12月に第一御殿湯さんは廃業。そして、2015年2月に火事に遭ってしまわれました。