9月の敬老の日が絡む3連休の初日、僕は甲府を目指しました。
昼にわが町足立区を発って、荒川、志木、所沢(ダイオキシン・シティ)、瑞穂町、そして青梅入り。
奥多摩へと続く、そのゆるい上り坂を走っていて、リアが周期的にパッコンパッコン跳ねることに気がつきました。すぐさまコンビニの駐車場にピットインして確認したら、このザマですよ。泣けた。
計3ヶ所、トレッドが剥がれ、ケーシングが丸見え子ちゃんでした。
甲府までとりあえず行って、甲府の自転車屋でタイヤを調達しようか。それともいま来た道を戻るか、多摩川のラフティング風景を見ながら考えました。
青梅に戻ることにしました。
そして、ラフティングを眺めた軍畑の橋から、いま来たばかりの青梅街道を戻ること数100メートル。ミシュランpro4 scはものの見事にバーストしたのでした。
甲府を目指さなくてよかった。ぷらおじさんは心底そう思いました。
もう秋口ということで、日焼け対策のレッグカバーはせずにビブショーツのみでした。膝上から下は生足でした。その生足の引き足に、バーストによるタイヤの細かな破片やら風圧があたりまして、おじさんのふくらはぎの肌はみるみるうちに真っ赤に、ミミズ腫れになりました。ひりひり感もしばらくの間、続いたのでした。
不幸中の幸いというか、こんな辺境の地に、ありがたいことにJR青梅駅駅前に「自転車店 クロチェリスタ」なるロードバイクショップがありました。
「自転車店 クロチェリスタ」さんまで、ウィリエール号を押して歩きました。その距離、たった4kmぽっちで済みました。
さらにツイてることにタイヤを2,510円で調達することができました。今どきロードバイクのタイヤなど、2,000円台で手に入れるのは海外通販以外で無理・無理・無理・無理・かたつむりよ。
ちなみにそのタイヤはヴィットリアのTOPAZIO pro というモデル。完成車外しで安くしているとのことでした。
店主様*1から甲府までの道中について情報を仕入れた僕は、駅前のベンチでヴィットリア・TOPAZIO proをインストール。再度甲府を目指しました。
しかし店主様の言うとおり、見るからに「お先真っ暗」。
それにビビったヘタレな僕はあっさり怯みまして、また青梅に引き返したのでした。