僕のRapha #Festive500 (2015)を支えた3つの機材について、その1、その2をお伝えしておきながら、長らく放置しておりました…。
ラスト3つめはといいますと、シマノ純正のガイド&テンションプーリーです。
何の変哲もございません ^^;
これまで使っていたのは、BBBのガイド&テンションプーリー
RDは67系紐アルテを使っています。
コンポを完成車でついていた56系105から67系アルテに総載せ替えたのと同じタイミングで、RDのガイド&テンションプーリーをBBBのプーリーにしました。
その理由はというと、ありきたりでして。
アルテグラのガイドプーリーの回転部がブッシュ式だから。
BBBやTacxが出している社外ベアリング式のプーリーのほうが、ブッシュ式に比べれば、そりゃあ絶対すばらしく回転するだろうし、ひいてはペダリングも快適なはず。
だからロードバイクがよりいっそう楽しくなるのではなかろうか、そう期待して、わざわざBBBのプーリーに替えたのです。
しかし、期待とは裏腹に
ペダリングが快適にならなかった。
というのも、どこかのギアできまって「チャラチャラ」と音鳴りがするんですよ。ペダリングの感触もごくごく薄く、ノイズを感じました。
どう調整しても、いくら調整してもです。こうなったら、とことん調整してやって、音鳴りやノイズを感じるギアをふだん踏まない1速2速や9速10速に追いやれないものか、試みたりもしました。
それもうまくいかず。腹が立つことに、いちばん美味しいギアで音鳴りやノイズを感じやがる始末。
ケミカルもパーツのうち。ケミカルでなんとかしましたが、走っているうちに効果は薄れていくし、やはりごまかしにすぎないよな、と悩みは深まっていったのでした。
悩んだ挙句、シマノのプーリーについて思い出したこと
思い出したのは、シマノのガイドプーリーが先進のセンタロンなる機構を持ち合わせているということ。
センタロンとは、あえてガイドプーリーにガタをもたせることによって、スムースな変速性能をもたらす仕組みのこと。デュラ、アルテ、105とグレード間においては、主に回転部にベアリングの採用・非採用で差をなしているものの、センタロン機構は等しく採用されているとのこと。
一方で、BBBのプーリーにそのセンタロン機構が備わっているかというと微妙。
シマノのプーリーに戻してみる価値はあるなと判断しました。