フロントアウターのままリアをロー側3枚目にしたところ、とたんにカタコトカタコトと音が鳴り出すのが気になりまして。その日のポタリングは近場をまわっておしまい。
アウター・ローにするのはたしかによろしくなく、シマノのマニュアルにもそう書いてある。
しかし3枚目で最早よろしくない状態なんだっけ?そういうもんだっけ?と、スプロケ周りを覗きこんだら、あらら、テンションプーリーが内側に入り込んでいるではないかい???
塗装剥がれをなんとかした際、あわせて行った作業がディレイラーハンガーの修正。
これが上手くなかったのでした。
ディレイラーハンガーは落車時にフレームを守るためにあえて柔い造りをしていると言いますね。
僕は輪行もするし(ここ最近はご無沙汰で悲しい)、家に持ち込むときは常に前後のタイヤを外します。ディレイラーハンガーに負荷の高い運用をしているとの自覚があるので、修正専用の工具を常備しているというわけです。
あらためてディレイラーハンガーがまっすぐになるよう、調整をしました。
RDを外して、ディレイラーハンガー修正工具をRDの穴にネジ入れて。
ハンガーを片手で抑えながら、もう片手で力ずくでグイグイと工具を押したり引いたり。
修正工具のセンサー棒がホイールのどの位置でも同じ長さであれば、つまりハンガーはホイールと平行が出ているということでオッケー。調整作業はおしまい。
…とは言いますが、要はハンガーがピンとまっすぐであればいいわけで。
ハンガーをフレームから外し、机に置いてみたり、窓ガラスに添わせてみたりした。
ガタがなく、まあまあ水平であることを確認できました。ひと安心です。
それにしても、見るからにハンガーのヘタっていて辛い。この修正工具による作業、かれこれ何度もしているから、ディレイラーハンガー自体を交換したい。
その調達先は、と目の前にある黒い箱を使って探ったところ…
上記のサイトでそこそこ似ているハンガーを見つけましたよ。
ナンバー76。お値段は$36+送料。こんな金属片が5,000円くらいしちゃうのか。ポチるのはまた今度にしよう。
ディレイラーハンガーを多く扱うサイトはほかに2つあるのですね。
・DerailleurHanger.com(http://derailleurhanger.com/)
・Pilo CNC. All Derailleur Hangers(http://pilo.co.il/)
素直に考えれば、調達先はウィリエールの国内輸入代理店である服部産業であり、ショップ経由でに問い合わせ、なのでしょう。でもさ、取り扱っているわけがないんだよ。かれこれ5年以上前の品だもの。闇の深い輪界のことだから、尚更だ。