ほんとうにもう何もかもどうでもいい

銭湯やらいろんなところに自転車やら自分の足で走って行ったことなどを書きたいですね。

#Rapha #Festive500 Day3 旭市飯岡漁港のしらす亭さんから、日立市の銭湯を巡る128km銭湯ライド Part2

 それにしても、初老の自転車サラ金借金おじさんがひとりぼっちで小休憩するには、大洗という街は寂しすぎました。スタートしてから大洗まで80km。6時間ほぼペダルを踏み続けていますd。*1心身、わりとくたびれていたけれど、もうちょい走って、那珂川を渡り、那珂湊駅に寄りました。

 

白ポストがありました。

駅舎には写真やファンからと思われるプレゼントがところ狭しと飾られていました。駅舎自体のレトロさと相まって、暖かさを感じました。実際、風や冷たい空気を遮り、陽の光が入って、物理的にも暖かかったわけですが。

つまり、最良の休憩場所でした。心地よくて、あやうく気を失いかけました。

原子力科学館。そうです、東海村を通過です。

原子力 明るい未来のエネルギー」。そんなフレーズの看板やらアーチがあったような記憶があったのだけれど、見かけませんでしたね。2011年にあんだけのことをしでかしておいて、「明るい未来の…」だなんて、言えないわな。

しかし、ジャップは恥ずかしい。

世界で初めて核爆弾を落とされて、「非核三原則〜ぅ、核兵器をもたず、つくらず、もちこませず〜ぅ!!!」などと声高に叫んでいながら、エネルギー資源に乏しいとはいえ、発電の手段として原子力に頼り、うまいこと運用できず、ここ東海村原子力臨界事故を起こすは、原発を爆発&メルトダウン放射能汚染された空気や海水を全世界的にばらまきまくり、ってねえ。ほんと、生きてて恥かしくないのかね。何が「恥の文化」だよ、ってね。

ま、個人的にはクッソどうでもいい。他人事です。

日が暮れ始めたら、空気はさらに冷たくなりました。脚はさらに回らなくなりました。周囲が暗くなったことで視界が狭まり、それなりの速度で走っているつもりが、まったくそうではなかったり。アップダウンも増えてきました。

思ったようにライドが捗っていないことはガーミンEdge705から見てとれました、スマホで現在位置と日立までの距離を確認すること数回。「こんな年末に、暗くなってまで僕はいったい何をやってるのだろう?」などと自問自答を繰り返しながら、とある坂を登ったところで東横INNの青いネオンが見えたときの、その安堵感といったら!

GWに常磐線で通過して以来、半年ちょいぶりのJR日立駅でした。

やがて自覚したのは空腹感とカラダの冷え。

空腹感は無職のときにたっぷり蓄えた下腹部の脂肪がなんとかしてくれるはず。というわけで、カラダの冷えをなんとかするべく、日立市に今2軒ある銭湯のうちの1軒、松の湯さんに寄りました。

アルミ戸を開いてすぐ目にとびこんできたのは、湯気と男の肉体。ムンムンしていました^^ カランから出る湯も、風呂場の真ん中に鎮座するひょうたんの形をした湯船の湯も熱いのナンノって。すっかり暖まりました。

そうは言いましても、腹は減りました。この後、ネカフェで寝るにしても、腹が減っては眠れないのです。 

年末だからなのか知らんが、日立の夜は早いようです。大陸人が自らの労働コストをダンピングするがゆえに安価で食わせてくれる、自転車サラ金借金おじさんお気に入りの「中国料理屋」がありましたが、なんと22:00で閉店とな。大陸人らしくない体たらくっぷりに唖然としました。

でも、Googleが教えてくれたこちら来々軒さんは、煌々と灯りを照らしてくださっていました。ふだんから、わりと遅い時間まで店を開いているとのことです。一杯飲んだ酔っぱらい日立系社員や工員、そして市役所が近いことから公僕を「締めのラーメン」で日夜釣っているのでしょうね。

しかし、店の前に来てみれば、思っていたよりも豪勢なファザードです。ちょうど店から出てきた中年カップルに「この店、お高いですか?」とヒアリングしてから入店する自転車サラ金借金おじさんマジ有能。

レバー野菜炒めにライスにしました。900円だったような。ご飯の盛りの良さにニッコリ。お腹いっぱい夢いっぱい。

腹が膨れたところで、サッパリしましょう。駅前にあると言っても相違ない、こちら福乃湯さんの湯に身を投じました。

これにて見事、日立市の銭湯を制覇です。実は前述の松の湯さんは福乃湯さんの前の道を、道なりに進むと右手にあるのです。

徒歩でも行ける距離にありますので、ぜひ多くの方に日立市の銭湯を「銭湯はしご」して欲しいです。そう、切に願う所存です。

 

*1:あいかわらずの低パフォーマンス。