足立区を発つのが遅すぎたのです。成田に着いたあたりで日没を迎えてしまいました。
体調もクソ悪い。カラダがいつまでたっても固いままでした。足が回らないのです。息だけがあがります。ただのロングライドだからとハートレートセンサー(乳バンド)をしてこなかったもんだから、この体調の悪さが気持ちの問題なのか、実際なのか、判断がつきませんでした。
JR成田駅から銚子まで輪行することにしました。(金使いたくないというのに…)
1時間半ほど成田線に揺られて、銚子に着きました。
千葉はわりと未開の地。わりと名のしれた街以外、それら街の間は拓けていないというのが僕の認識です。成田以西は銚子まで漆黒の闇をただただひた走ることになり、精神に堪えましょう。
車窓を流れる暗闇をただただぼんやり眺めて、僕の判断は正しかったと確信しました。あと、駅に停まるたびにドアが全開きして、これが寒いのなんのって。成田までのライドでかいた汗とあいまって、カラダが冷え切ってしまいました。
ずいぶん前にロードバイクで銚子に来たときに食事した料理屋さんがなくなっているようでした。美味しい料理を食べさせてくれた、評判のお店だったのに。
銚子駅から2kmほど走って、浅間湯さんに着きました。
12/31で廃業と、お知らせの紙が脱衣場に貼ってありました。ラベンダー湯でしょうか、薄い紫色した湯でカラダが芯から温まりました。
銚子には他に松の湯さんがあります。松の湯さんへは前述の銚子初訪時に湯に浸からせてもらっています。ずいぶん前のことですし、記憶が薄れてきました。機会をつくって、ぜひとも再訪したいですね。
c.f. 千葉・銭湯ものがたり:松の湯=銚子市新生町 働き者の亡父誇り
浅間湯さんから、銚子のお隣、旭市の飯岡漁港にあるしらす亭さんまで、道に迷って5kmほど余計に、計19kmを走って、チェックインしました。
しらす亭さんは海鮮料理屋さん兼素泊りの宿。海鮮料理屋を閉める22:00までにチェックインするよう言われていたのに、3分ほど遅れてしまいました。すみませんでした。
早めに入るよう言われた宿のお風呂が黒湯でした。温泉だとは下調べで把握していたけれど、これにはビックリ。ほんのりと「腐った玉子臭」のする、入ったことのない不思議な黒湯でした。
僕のRapha Festive500 2017はここまで136+79+19=234km、残り2日で266kmとかいう無理筋。死にたい。
【12/29(金)】
・238円:カップ担々麺、ミニ粒アンパン5個(ローソン柏慈恵医大前店)
・113円:マイルドカフェオーレ(NewDays成田)
・1144円:成田~銚子(JR成田線)
・200円:デカ串カツ豚ロース、デカ串カツレンコン肉詰め(ローソン銚子小畑町店)
・3240円:素泊まり1泊(飯岡漁港しらす亭)