ほんとうにもう何もかもどうでもいい

銭湯やらいろんなところに自転車やら自分の足で走って行ったことなどを書きたいですね。

3月22日の邂逅 その1、柴又と青戸(青砥)と若林くん

新三郷のイケアで99円カレーと飲み放題カフェラテを乞食した後、BD-1ちゃん号で江戸川を下り、葛飾柴又は帝釈天に来てみました。

 

お参りを済ませました。お賽銭は願いが成就したときにお支払することとさせて頂きました。

平日のお昼とはいえ、わりと多くの人が参拝していました。しかし、今や観光地につきものの三国人連中が見あたりません。静かで良いです。

参道に並ぶ、間口が狭く、奥行きがあって、ちょっぴり暗めでせせこましい、そんな「うなぎの寝床」のような昭和の食べ物屋に、ぷらっと入って、カツ丼をむしゃむしゃとかっ喰らうことができる人生でありたかった。

柴又駅の駅前ポーチではなにやら作業をする人たちがいました。従前からある寅さん像に対峙する、「さくら像」の新規設置作業だと伺いました。

この箱の中にさくらが入っているのかな?
だとすれば、やけに背が低いな。体育座りでもしているのかな?
もしくは熱海の貫一・お宮像のお宮のように「あ~れ~」みたいな格好なのかな?

などと、無駄に思案してしまいましたが、その後ウェブで見た設置・公開後のさくら像は寅さん像と同じスケールだったし、きちんと立って、寅さんを見送っていました。

青戸に向かいました。

年季の入った「青戸酵素風呂」の看板が目に止まりました。しかし、銭湯ではない様子。

同じ葛飾区には亀有のほう、中川沿いにやはり明らかにスーパー銭湯ではなく、いわゆる公衆浴場でもない、お風呂に入らせてくれるお店があります。

青戸に向かったのは小腹が空いたため。

デリカぱくぱくは鶯谷店で弁当が300円に値上がってしまいました。青戸店でも値上げを危惧したものの、青戸店ではご覧いただけるとおり250円(税込み270円)のままでした。

青戸店はデリカぱくぱくの数店舗の中でも見た目・美味しさ・量のレベルの高さが群を抜くことを加えてご報告申し上げます。

そのデリカぱくぱくのとなりの美容院がまたお安いのなんの。確実に、そして着実にスタグフレーションが進んでいます。

デリカぱくぱくで手に入れたお弁当。そのお弁当を落ち着いて食べられる公園を探していたら、若林くん像のある立石まで来てしまいました。ごくごく小さいポケット公園がそこかしこにある足立区のようには葛飾区はいかないようです。

それにしても葛飾区は何かしらの像をおっ立てることが好きですね。
もう像と結婚すればいいのに。

「『ペナルティエリア外からのシュートは必ず止める』が信条です」と、就職面接で言おうものなら、面接担当者に「じゃあ、ペナルティエリア内からのシュートはどうなの?止められないの?そのスキルも自信もないってこと?ゴールキーパー一本でこれまでやってきたんでしょ?外だけじゃなくて、中からも止めないと、いい年してマズイんじゃないの?」と、雲よりも高いはるか上空から、どえらいツッコミを受けてしまいそうな予感!

「そうなんどもぬかれてたまるか~」

と、若林くんみたいなガッツは、僕はもう持ち合わせていないのです。そんなスーパーマンはいないし、スーパーマンを望むなら、それなりの待遇をもって迎えろよ、クズ企業どもよ。

立石でようやくみつけた若林くん像の立つポーチでしたが、悲しいかな、植え込みにゴミがポイ捨てされていました。さらに他をあたることにしたのでした。