ほんとうにもう何もかもどうでもいい

銭湯やらいろんなところに自転車やら自分の足で走って行ったことなどを書きたいですね。

あの日、僕が行った重兵衛湯(前橋市)part3

さて、お風呂場です。

 

東京のいわゆる寺社造りとは違う、そして関西のカラフルなお風呂場ともまた異なる、独特の雰囲気です。

島カランは1列。そのカランひとつひとつに、別個に鏡とシャワーが配されているなんて、初めて見ました。

女湯との壁のカランにはホース付きのシャワー。鏡の下には広告が描かれていました。

僕の銭湯もお風呂場には観葉植物を置きたい。

お風呂の種類は計5つでした。

訪れたこの日は5月5日のこどもの日。だから、菖蒲が浮いていました。

お風呂場全体はさほど湿気ってはいないものの、さすがに湯船のそばはそんなことはなく、一瞬でレンズが曇ってしまいました。

こちらは菖蒲の浮いていない、白湯。2、3人が入れる深風呂と、1人というか、子どもくらいしか入れない広さの浅風呂。

壁には水槽が埋め込まれていました。高崎の浅草湯さんにもありました。埼玉の吉川市唯一のお風呂屋さん、松乃湯さんにもあります。北関東のお風呂屋さんで流行っている意匠なのでしょうか。やはり僕の銭湯でも水槽を置きたいです。

薬湯もこじんまりとした広さでした。こじんまりと作っておきながらも、わざわざ岩の合い間に奥行きを感じさせる「窓」をこしらえてしまう。このどっちつかずな、優柔不断っぷりがおもしろいです。

そして4つめのお風呂が水風呂で、奥には5つめの温水プールがとってつけたかのように、そこに佇んでいるのでした。

温水プールと称しながらも、限りなく水風呂に近い水温でした。

わが町足立区にはプールのあるお風呂屋さんが2軒あります。梅田の明美湯さんと千住のニコニコ湯さんがその2軒で、雰囲気やそのしつらえ方はニコニコ湯さんに近いというか、まんまニコニコ湯さんです。

サウナもありました。朝っぱらから、がんがんに炊かれていました。ひょっとしたら、特に追加の料金を支払うことなく、利用できたのかもしれません。

水風呂はとても冷たかったです。

この壁の朽ち方の素晴らしさときたら。

もちろん、島カランに陣取りました。

桶はケロリンでした。内外薬品の営業力の高さは異常。