閉店後の掃除中に写真を撮らせていただきました。
ペンキ絵も屋外の自転車置き場脇と同じく、早川さんの作。平成17年6月15日の銘。
中島さん、丸山さん、田中さんとはまた異なる趣きです。
そういえば、波しぶきの立つ絵は早川さん独特のように思えます。中島さん、丸山さんのペンキ絵では見たことがないような気がします。
男湯が西伊豆からの富士山、女湯は見附島でしょうか。
島カランが2列あります。一葉泉さんは広めの銭湯だと言えます。
湯船は深&座ジェット、浅&バイブラ、浅でしょうか。
ジェットやバイブラでゴボゴボグラグラと賑やかなお風呂場も良いですが、しんと静まり返ったお風呂場もまた良いものです。
一葉泉さんにはサウナ、水風呂だってありました。
サウナは脱衣場に張り出す体でありました。八王子の松の湯さんをふと思い出してしまいました。わが街足立区の四ツ家にあるよつや浴場さんがより似ていたかもしれません。
水風呂はひとりで入るのに十分な大きさでした。むしろ独りじめできて良いです。
同時にゆずりあいの精神も必要です。やはり追加料金を払っているサウナ客がそれとなく優先して使えるべきだと、勝手ながら、僕はそう考えます。使用難易度が高いのが水風呂です。
朽ちている、朽ちゆく感じがまったくありませんでした。見るからに現役感たっぷりです。
残念ながら、今もお風呂屋さんの廃業はあとを断ちません。どうしても廃業を予定されるお風呂屋さんに訪れざるを得ないのですが、その廃業の理由をお聞きするなど、僕にはとうていできないです。
「一葉泉」と書かれた桶。いつの頃から、どのくらいの年月を使われたのでしょうか。
そして、これからもまだまだ使えそうです。
僕の銭湯でも桶はこの黄色いプラ桶にしたい。あ、でも、こちら一葉泉さんから至近で現役の銭湯、有馬湯さんに倣って木桶にもしたい。迷う。
廃業後はどうされてしまったのだろう。常連さんが引き取って、今も自宅なり銭湯通いで使われていれば、最高ですね。
お掃除中のところ、ありがとうございました。