建物裏側からアプローチしました。
市川市動植物園に行ったあとに寄りました。5/5(木)こどもの日のことです。
ウィリエール・ラバ号を地球ロックできるのは、見渡すかぎり、ここだけでした。
自転車、バイク置き場がこんな風だし。松乃湯さん、ひょっとして廃墟系銭湯ではないかと、思い込んでしまうのは無理ないですよね…。
県道59(市川印西線)に面してあるコインランドリーもけっこうガタがきているようにお見受けできましたし、建てもの1階の駐車場も真っ暗。舗装もガタガタ。
「松乃湯 →」と光の灯る看板があるものの、階段は薄暗く、やがて沸き立つ緊張感。
ところがですね…廃墟銭湯だなんて、失礼極まりない話。
松乃湯さん、ごめんなさいでした!
フロント、ロビー、脱衣場、風呂場、皆こじんまりとしていながらも、きれいに改装&掃除がされていました。まーた2時間入浴、1時間まったり休憩させてもらいました。
脱衣場は1メートルくらいの高さの腰板がぐるりと貼られ、電灯色の蛍光灯とあいまって、優しいウッディな雰囲気。スペース半分がロッカーのある、まさに脱衣・着衣をするスペース。もう半分が40インチくらいの大きさのソニーの液晶テレビと腰掛けを備えた、ちょっとした休憩ができるスペースにそれとなく分かれていました。
お店を出るときに「長居してしまってすみませんでした」とフロントの女将さんにお詫びするも、「いいのよ~、ウチ、そういうお客さんが多いから」と。
その証拠に、僕が入浴後、ロビーの自販機で買ったペプシ片手に寛いでいたら、中学生とその男親が脱衣場と風呂場を何度も行き来していました。
風呂は外壁に沿って、湯船が3槽ならんでありました。
4人以上がゆうに入れるちょっと広めの湯船。こちらは湯温は熱め。バイブラとジェットあり。
真ん中が4人がせいぜい入れるていどの小さめの湯船。ふだん薬湯らしく、こどもの日だったこの日は菖蒲が大量にぷかぷか浮かんでいました。湯温はぬるめ、38度くらい
そして水風呂。広さは2人がいっぱいいっぱいかな。20度くらいか、入りやすい冷たさでした。
サウナあり。有料で200円。中でテレビが見られます。サウナ客は青いバンドを渡されるシステムだけれど、青いバンドをせずにサウナに入る客がいた。
注意したかったなあ。でも僕は一見客だし、そいつも顔つきがいかにもチョンで怯んでしまったよ。
島は湯船に対峙して1列。しかし、湯船側にカランはなし。だから、カランは女湯との境と入り口から見て奥の面とこの島カラン片側で、ぐるり1周。
その中央に椅子だけが重ねて置いてあって、なんとも効率的。ケロリン桶もその椅子の傍らに置けば良さそうなもんなのに、そうではなく、風呂場入り口に置いてあるのが不思議。
松乃湯さん、「がんばろう!銭湯!!」でした。ステッカー、初めて見ましたよ。